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接客を極める

  • 2020年4月11日
  • 読了時間: 2分

私がルイ・ヴィトンに入社したいと思ったきっかけは、友人に誘われていった「入社説明会」でのことでした。

当時の人事の方が、その説明会で『接客を極めたいと思っている人に来て欲しい』

そう仰ったんです。

私は学生時代から飲食店で接客業をしていて、接客が好きでした。

その『接客を極める』という言葉にとても強く惹かれたことを覚えています。

それから19年。

私は販売員としての自分の存在意義を、常に感じていたいと思っていました。

入社した当時のようにお客様が勝手に決めて勝手に購入していた頃、

今思うと、私はまるで自分が自動販売機のようだったな・・・と思います。

『私』でなくても、『他の誰か』でもご購入いただけた物だったので、

『販売員としての自分の存在』をあまり価値が感じられていなかったと思います。

販売員の仕事はただ物を売るだけではないと思っています。

今、こうしてWEBの急成長により、実店舗の在り方が問われています。

以前にも増して実店舗がお客様に提供できる価値が必要になっています。

そのためにも販売員の力が最も重要だと思うんです。

接客には正解がありません。

その接客、その接客の正解は、お客様が決めること。

それを追求するためにも私は

『去年の自分よりも今年の自分』

『昨日の自分より今日の自分』

『今日の自分より明日の自分』が成長していたい

という気持ちを持って日々店頭に立ちました。

今の時代だからこそ、そのように強い志を持って店頭に立ち続けることができる販売員の価値は、

これからますますその価値が高まっていくと思っています。

私は、販売員として最後の最後まで、接客の正解を探し続けました。

そして一生到達することのない『接客を極めたい』という想いを持ち続けました。

『接客を極める』ことなんて一生できないことだからこそ、

どの接客にも、「あの時もっとこうした方が喜ばれたのではないかな」と振り返り、

次の接客に活かそうと最後まで成長し続けてきたと思います。

接客とは、販売とは、正解がないから追求する楽しさのある仕事だと思います。

この状況が収束した後に、よりこのような価値を提供できる販売員さんが世の中に増えていくことを心から願っています。



 
 
 

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